○キャンバスの張り方


■材料
・キャンバス
・木枠
・タックス(キャンバス釘)
ステンレス製の錆びないものが良い。鋼鉄製の普及品を使用する場合はリンシードをテレピンに薄くといたニスを塗っておくと良い。

■道具
・ハサミ(裁ち鋏のような大型のもの)・またはカッター・鉛筆
・金槌(中くらいの使い易いもの)・木槌・ドライバー・三角定規(当て木)


■手順
(1)木枠を組む
四隅のほぞを組み合わせ、手で軽く押し込んだ後、木槌等で少しずつたたいて正確な矩形に組みあげる。必要に応じ三角定規等でコーナーを直角に調整する。
大型で桟があるものは初めに桟を組み入れて置く。

(2)キャンバスの裁断
木枠をキャンバスの上に置き、40号以下は木枠より6〜7cm大きく、50号以上は8〜10cm大きめに印をつけ裁断する。

(3)キャンバスを置く
木枠の傾斜した面を下にしてキャンバスの中央に置く。

(4)キャンパスを立てる
木枠とキャンバスがずれないように、短辺の中央を押さえながら裏面を手前にして立てる。

(5)最初の釘を打つ
押さえた短辺の中央に最初の釘を打つ

(6)2本目の釘を打つ
逆さに回し、反対側の短辺の中央をキャンバス張り器で引っ張り、2本目の釘を打つ。

(7)3本目の釘を打つ
長辺の中央をキャンバス張り器で引っ張り、3本目の釘を打つ。

(8)4本目の釘を打つ
反対側の長辺へ同様にして4本目の釘を打つ。

(9)四隅を止める
短辺を上にしてキャンバスの角を折り込み張り器で引いて両面に釘を打つ。同様に四隅を釘で止める。

(10)釘と釘の間隔が5〜6cmになるまで続ける
各辺の釘と釘の中央を張り器で引きながらさらに釘で止めていく。釘と釘この時、対角線上に対辺を止めていと均一な強さで張ることができる。釘を打つ順序(例=フナオカキャンバス)


■キャンバスを張る時の条件
キャンバス布地は、水分が多い時には縮みやすい。逆に油性地塗り塗料は水分が多いときに伸びやすい。結果的に湿度の高い日には地塗り塗料の影響を大きく受け、キャンバス自体としてはやや伸び気味になっている。
湿度の高い雨の日の夕方等にキャンバスを張ると弛まずに張ることができる。
条件の悪い日は、冬の晴れたカラカラの時には弛みやすくなる。


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