○キャンパスの種類


キャンバスの種類は、画布の表面に施される塗料の種類によって決まります。
大きく分けると次ぎの3種類になります。

吸収性地
水性地塗り
顔料
・・・
白亜、石膏等(白さを強調するために酸化チタン等を加える)
糊材
・・・
膠液、カゼイン液等
特徴
・・・
絵具の吸収性が強く、光沢のない画面になる。キャンバスには2層程度の薄塗りでないと亀裂がはいりやすい。
用途
・・・
油絵具、テンペラ絵具、水彩絵具、日本画絵具等すべての絵具に向いている。
   
顔料
・・・
白亜、石膏等と酸化チタン等の混合
糊材
・・・
膠液+乾性油(スタンドオイル、サンシックンドオイル等)
特徴
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絵具の適度な吸収性があり描きやすい。乾性油の添加比率により吸収性を調節できる。
卵黄等を加えてテンペラ専用キャンバスが作られ既成品が売られている。
用途
・・・
油絵具、テンペラ絵具
半吸収性地
エマルジョン地塗り
 
 
合成樹脂系エマルジョン地塗り
顔料
・・・
酸化チタン等白色顔料と体質顔料
糊材
・・・
ポリアクリル酸樹脂エマルジョン
特徴
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水で薄められ、乾くと耐水性になる。乾燥が早く、柔軟性に富んでいる。布への密着性に優れている。安い油画用のキャンバスに使用されるが、油絵具との密着性には疑問がある。
用途
・・・
アクリル絵具。(油絵具)
非吸収性地
油性地塗り
顔料
・・・
鉛白(シルバーホワイトの顔料)と炭酸カルシウム等の体質顔料
糊材
・・・
リンシードオイル等の乾性油
特徴
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物理的に優れた塗料で、油絵具との固着力や発色性が極めて良い。長期間の保存に耐える。
用途
・・・
油絵具


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