○カゼイン



名  称 カ ゼ イ ン Casein
天然ミルクカゼイン末
化学組成  
原産地
ニュージーランド
解 説
カゼインテンペラのバインダー剤として使用される白色の顆粒状粉末。ミルクを酸で処理し、沈殿させて採取します。動物性の糊剤として膠と同様に使用される。膠よりも極めて強力な固着力がある。
アンモニア性のカゼインテンペラは油絵具や樹脂溶液と乳化する作用があり、混合技法への応用で面白い効果が期待される。
また、消石灰使用のバインダーで作った絵具はアルカリに対して強い耐性があるのでフレスコの乾燥後の補筆や「セッコ技法」に使われます。
溶解法
容器にカゼインを計量し処方量の水を加えて膨潤させます。アルカリを加えるとカゼインは泡立ちながら溶解し、糊となります。
処方例
@カゼインテンペラディウム(耐水・堅牢処方)
   カゼイン粉末     100 g
   水酸化カルシウム   16 g
   水          300 g

Aカゼインテンペラディウム(一般処方)
   カゼイン粉末      40 g
   炭酸アンモニウム    10 g
   水           40 g


注:Aの処方の方が扱いやすい。使用前に水で割って濃度を調節する。一般に硬化時間 は15〜40分前後で、描画作業はてきぱきとしなくてはならない。膠同様、腐敗や黴に対する予防のため防腐剤の添加が望まれる。
   
製  品
#28プラ 容器ー 10 g− 200円
#100ビニール袋ー 75 g− 400円
1kgビニール袋ー1000 g−3500円


乾性油  □ロウ  □アラビアガム  □
カゼイン


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