ルーヴル美術館カルコグラフィー展
―ルイ14世の時代から受け継がれる銅版画の歴史と現代―


auteur,graveur: Sebastien Le Clerc (1637-1714)
『Representation des machines qui ont servi a elever les deux grandes pierres qui couvrent le fronton de la principale entree du Louvre』

ギリシャ語を起源とする「カルコグラフィー」とは、銅版画とそのコレクションを意味するとともに、原版を保存し、それをもとに版画を刷る場所を意味します。
13000点を超える銅版画オリジナル原版を保管しているルーヴル美術館のカルコグラフィー室の起源は、17世紀ルイ14世治世下の時代にさかのぼります。
その後カルコグラフィーは、それぞれの時代の権力や社会を反映し、歴史とともに歩み発展してきました。


「ルーヴル美術館 カルコグラフィー展」では、17世紀から受け継がれるルーヴル美術館カルコグラフィー室の歴史と技法を踏まえながら、同室で保管されている13000点の中から今回のために刷られた作品約140点と、原版5点を展示します。
また「歴史の反映」「学問への貢献」「古典芸術の記録と普及」「芸術家による自由な表現」の四つのテーマに基づき、当時の社会を示す情報手段の一つとして制作されたものから、学問や美術の普及のために制作されたもの、そして現代作家による芸術表現としての作品などで構成されています。
また銅版画の彫刻と印刷の技法についても紹介し、多色刷りの分析や凸版と凹版の表現の違い、彫刻の道具・プレス機・紙の展示など、あらゆる面からカルコグラフィーについて理解をできる展示になっています。

auteur,graveur: Nicolas Robert (1614-1685)
『Melo vulgaris.Melon』

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